残る命散る命(ネタバレ有り)

今日は少々遅くなりましたが、今回のSEED DESTINYの感想を書きます。


私は今回初めてSEED DESTINYを見て泣きそうになりました。
それはどのシーンか・・・


セイバーが墜ちたシーン?
あれはキラ君を怒らせたアスランのある意味自業自得なので違います。


アビスが墜ちたシーン?
アウルは以前日記に書いたように死にそうな雰囲気を醸し出していたので、ある意味予想の範囲内です。
もう少し先だと思っていましたが・・・


ではどこか?
それはオーブ軍の軍人さん方の悲壮とも言える覚悟とタケミカズチの轟沈シーンです。


特にタケミカズチの轟沈シーン。
トダカ一佐とソードインパルスが対面して、ソードインパルスがブリッジごとトダカ一佐を斬り、その後PASTでのトダカ一佐がシンを慰めるシーンという流れです。
このシーンがとても胸を締め付けられました。
おそらくこの時、お互いがお互いを認識してはいないと私には思えたからです。


トダカ一佐はシン君に宇宙へと上がるように勧めた、ある意味でシン君にとって恩人です。
その恩人をシン君は斬ってしまったのです。
また、トダカ一佐は己が信念と現実の間で板挟みの状態になりながら、それでも軍務を全うしていたのに、二年前の連合軍のオーブ侵攻の際に助けた少年に、例え認識されていなかったとしても殺されてしまったのです。


知らないうちに知り合い同士が戦う。
互いに相手が誰かを知らずに。
これはとても悲しいことだと思います。
だって当人同士は気付いていないのです。
それを知っているのは視聴者だけ。
0080ポケットの中の戦争と同じ様な感じです。


そして「もしも」と思うのです。
もしもシン君がタケミカズチのブリッジにいる人がトダカ一佐だと認識し、しかしその時には剣の勢いを止めることが出来ずブリッジごとトダカ一佐を斬ってしまったら、と。
それを想像するだけで切ない気持ちになってなりません。


ただ、強いて難点を言うのならBGMで流れていたエンディングのイントロがシーンと合っていないことが残念でならないのですが。


ところで今回シン君は種割れを起こしてキラ君とほ戦っていたのですが、それでやっと普通のキラ君と互角くらいでした。キラ君強すぎですね。


次回はまたSEEDの総集編ぽいです。
いい加減見飽きたのですが・・・SEEDの総集編・・・
どうやらSEED DESTINYはタイトルが英語の場合、総集編の様です、気を付けろぉ。


今日はこの辺で。ではでは〜